JRの指定席券やグリーン券などを発行するみどりの窓口。この「みどり」は指定席券の背景色に由来する。
みどりの窓口の運用が開始されたのは1965年。このとき、オンライン発券方式「マルス」が導入された。従来、きっぷはあらかじめ印字されたものにボールペンで書いて発券していたが、同方式ではきっぷを発券するたびにミシン目の付いたロール紙に印字する。
このきっぷの背景色が緑色だった。それまで赤や青のきっぷはあったため、重複しない新たな色として採用。きっぷを売る窓口の名前にも「みどり」が使われた。
現在は水色に近い色をしているが、名前は変わらず営業している。