城にマツの木が多いのは、緊急事態のとき食糧にするため 情報提供: カレイドスコープ 様|掲載日: 2014.10.01|No.94 城の敷地内にマツの木が多いのは、緊急事態のとき食糧にするためといわれている。 戦国時代、城の周りを包囲する戦術を取られることが多かった。その際、攻められた側は城の中に立てこもることになる。そうして敵の食糧がなくなるのを待つ持久戦になるため、食糧の確保が必須だった。そこで、城に松が植えられるようになった。 松の葉はビタミンやミネラルなどが豊富に含まれ、貴重な供給源となった。松の皮は臼でついて粉にし米粉と混ぜて、餅を作っていたという。