走り幅跳びの助走は、距離についての規定はなく、好きなだけ走っても問題ない。
国際陸上競技連盟の公式ルールによると、「助走路は最低40mを確保しなければならない」と競技場の設備についての規定はあるが、助走する距離についての規定はない。そのため選手は何メートル助走しても問題なく、例え選手が1km助走しようとも、はたまた1kmの助走路がある競技場があろうとも、ルール上不思議ではないのだ。
だが、どの選手も同じくらいの距離を走っている。人間の走る速度が最も速くなるのは助走を始めてから19歩程度とされているからだ。
体力のある方は、42.195km助走して跳んでみてはいかがだろうか。