列車の混雑率は、主に各鉄道会社の職員などが目視によって判断している。
混雑率の判断には、車重の変化や、自動改札の入出場データを参考にする場合もある。だが、精度やコスト面などを考慮すると目視には勝らず、現在でもなお目視による測定が主流だという。
乗車率は輸送人員÷輸送力によって求められる。目安は、ほぼすべての座席が利用されている状態が50%、座席に着くか吊り革やドア付近の柱に捕まることができる状態が100%(定員)、肩が触れ合う程度で新聞が楽に読める状態が150%、折りたたむなど無理をすれば新聞は読める程度の状態が180%、相当圧迫感があるが週刊誌程度なら何とか読める状態が200%、体が踏ん張れずに浮き上がるなど身動きが取れない状態が250%。