樹木希林は、自分の芸名をオークションにかけたことがある

情報提供: カレイドスコープ 様||No.85

 女優の樹木希林は元々、悠木千帆として活動していたが、自分の名前をオークションにかけ、現在の芸名となった。

 1977年、現在のテレビ朝日が以前の日本教育テレビから会社名を変更した際、テレビ朝日誕生を記念し特別番組『わが家の友だち10チャンネル』が放送された。この中の内包番組『にんげん朝日』でのオークションコーナーで、樹木は「売るものがない」と、自身の芸名「悠木千帆」を競売にかけた。

 競売の結果、樹木の知人で、東京・世田谷で飲食店の店主を務める人物に22000円で売却された。

 店主はその後、芸名の譲渡を頑なに拒んでいたが、2004年、女優の山田和葉に無償で譲渡。2代目悠木千帆として活動している。